憎い乾燥から肌をまもりたい!乾燥肌予防に必要な7つの方法とは?

乾燥肌予防は今や一年通して必須になっています。

空調機能がなかったが昔に比べ、現在はエアコンなどを使うことが多く、夏でも室内が乾燥しています。

乾燥肌の予防をしっかりしておかないと、紫外線を浴びることによるトラブルや、乾燥からの肌あれ、かゆみや、シワが深く刻まれてしまう…など悲しい結果に繋がってしまいます。

そのため、外側からのスキンケアでカバーするだけではなく、睡眠、食事、生活環境を整える内側からのサポートが重要です。この中でも、最優先したいのは、ターンオーバーを促進させる「睡眠」。寝ている間に、しっかり肌の修復を行なうことで、乾燥肌の予防だけではなく、すこやかな肌作りに最適です。

そして、年齢とともに、肌の水分量だけではなく、肌の角層で水分を保持するセラミドという成分が、どんどん減ってしまう事が知られています。セラミドは食べても増やせないことが知られています。外側からのケアとして、セラミドなどの水分をはさみこむ保水成分で、スキンケアをするのが有効です。

乾燥肌撃退のための7つの方法をお届けしたいと思います。

まずは内側から…乾燥肌の予防で最優先にするべきは良質な睡眠!

私たちは、夜しっかり眠ることで肌を含む体全体の修復をしています。修復は血液を通して行われますが、起きて活動している間は、その血液のほとんどが脳に集中します。そのため肌に栄養が行き渡るのは、”夜に寝ている間”になります。

また、眠りはじめの約3時間に訪れるノンレム睡眠(深い眠り)の時には、成長ホルモンの分泌が盛んになると言われています。この成長ホルモンによる細胞分裂が肌にも寝ている間に起こっています。この、肌や内臓の修復には、最低でも6時間かかると言われており、睡眠が6時間を切ってしまうと、肌が荒れたり、肌修復が十分に行われなかったりします。次々にトラブルに見舞われ、肌あれそのものを起こす可能性をぐっと高めてしまうのです。

乾燥肌予防には、バランスの良い食事や入浴よりも「睡眠」が大切、と心得ておきましょう。

寝る環境を整えるポイントやこつをまとめてみました。

  1. パソコンや携帯電話は寝る1時間前には開かない。
  2. 寝る1時間前から照明を暗くする。
  3. 理解に難しい内容の本を読むと、脳が安定を求めて眠くなる方向へ傾きます。
  4. 毎日0時には寝るようにする。寝る時間を大きく変化させず習慣化すると、ホルモン分泌の体内リズムが整いやすくなります。
  5. 寝る前はごく軽い運動やストレッチをすると、体温が少しだけ上がります。少し上がった体温は、下げるように体が調整を始めますが、寝入るタイミングも同じく体温を下げるように働きます。適度なストレッチは、眠りのスイッチを入りやすくします。

なんとなく野菜を食べない!肌づくりに役立つ栄養素を知って食べる

野菜だけのサラダは、バランスが良い食事とは言えません。健康的なイメージがありますが、栄養素は偏っています。
肌や体はたんぱく質でできているので、肉や魚、卵などのたんぱく質は、健やかな肌には必ず必要な栄養素です。たんぱく質を避けてしまうと、肌の不調をまねいたり、体力がダウンしたり、良質な睡眠が得られなかったりします。
そこで、野菜なら体にいい!と野菜に頼るのではなく、たんぱく質、ビタミン類、ミネラルなど、肌に良い栄養素を意識してバランスよく食べるようにしましょう。

・たんぱく質 肌や体の元になる成分。ビタミンの栄養と組んで健康な肌をつくる
肉・魚・卵、大豆製品

・ビタミンA 皮膚や粘膜を強くする。肌荒れや老化を予防。抗酸化作用がある。
にんじん・ほうれんそう・かぼちゃ・小松菜・トマト 緑黄色野菜

・ビタミンC 保湿・美白・アンチエイジングに有効な成分。抗酸化作用があるので、紫外線に対する抵抗力No1のビタミンです。
ピーマン、赤パプリカ、じゃがいも、カリフラワー、ブロッコリー、キウイ、いちご、柑橘系果物など

・鉄 乾燥肌は、血行不良により代謝が悪くなりがちです。血行を促す働きのある鉄分摂取も意識しましょう。
レンズ豆・高野豆腐・ひじき・しじみ・あさり、納豆、鶏レバーなど

「まごはやさしい」でカンタンに栄養バランスを整える

栄養素をなかなか覚えられないあなたは、「まごはやさしい」で覚えて食べると、自然とバランスの良い食事に繋がります。

ま=まめ、枝豆、納豆、豆腐、豆乳、高野豆腐など(植物性たんぱく質、鉄分など)
ご=ごま(ビタミンE)
は=わかめ、ひじき、もずく、のりなどの海藻類(ミネラル・鉄分など)
や=野菜・果物(ビタミン類)
さ=魚(動物性たんぱく質、ビタミンD、ミネラルなど)
し=しいたけなどのキノコ類(ビタミンB、D、ミネラルなど)
い=いも類(ビタミンCなど)

魚が苦手な人は、肉や卵に置きかえてもよいです。足りない部分は、1日の間で意識するなど、うまく取り入れてみてください。

水分摂取不足は要注意

乾燥肌に悩む人の中には、そもそも水分摂取が少ないという方もいます。仕事中や育児中など、トイレに立つ頻度が高くならないように、と、忙しい女性はなかなか、水分を摂ることを避ける傾向にあります。といっても、1日2リットルの水分摂取は個人差があり、取り過ぎて体を冷やす場合もあります。お湯や、カフェインの入らないハーブティーなどで適度な水分をとる意識を持つようにしましょう。
水分を摂らずに、コーヒーなどのカフェインを大量に摂取しているなら注意が必要です。利尿作用があるので、体内の水分が多く排出されてしまいます。1日2杯までにするなどして、遅くとも寝る前に摂らないようにしましょう。カフェインは良質な睡眠の妨げになってしまいます。

適度な運動で血行促進!肌のターンオーバーを助ける

適度な運動をすることは、血行が促進され、摂取した栄養分を体中に行き渡らせ、老廃物を回収することになります。運動不足は、血行が滞りがちになるので、肌のターンオーバーも滞ってしまいます。良質な睡眠を助ける事にもなるので、適度な運動も乾燥肌予防には大切です。

1日10分、週に3日でも4日からでも良いので、少しずつできる範囲で運動を意識するようにしましょう。

肌のためにならない間違いだらけの入浴方法とは?

美肌のためにじんわり汗をかくことのできる半身浴をする女性が多いようですが、発汗自体に毒素を排出する効果はないと言われています。発汗の主な目的は体温調節です。入浴はリラックスしたり、血行を促したりして、筋肉や神経の緊張をほぐす効果があります。美肌への過剰な期待はしないようにしましょう。

乾燥肌を予防するには、

・熱いお湯42℃以上で体や顔を洗わない
・湯船には10分~15分以上長くつからない
・もともと皮脂分泌の少ない、目の周り・頬・口の周り・ひ じ・ひざ・脛・足のかかとなどは、乾燥が気になる時には、石けんを使わずお湯と手で流すだけで十分です。

乾燥肌に悩んでいる方は、ゴシゴシこすったりはしないと思いますが、寒い時期は熱めのお湯で入浴しがちです。
熱いお風呂に長く入ると、角層にある皮膚のうるおい成分であるセラミドがお湯に中に溶けだして、乾燥を助長させてしまいます。

室内の湿度管理に注意する

室内の湿度が、一般的に60%以下になると肌が乾燥し始めると言われています。湿度計を使って、湿度管理をしっかり行いましょう。
ただし、夏場など20℃~30℃で湿度を60%以上になると、ダニやカビが育ちやすい環境にもなります。体にとって良くありませんので、注意が必要です。
湿度が30%以下になると、肌の角層内の水分も蒸発を始めます。せっかくの肌水分が奪われないためにも、湿度計を使った適度な湿度管理を行うようにすると、乾燥肌の予防になります。

外側からの乾燥肌予防 スキンケア選びの絶対法則!

化粧水では保湿はできない

よくあるスキンケアでの保湿の間違いが、化粧水で保湿ケアをしていると勘違いしている点です。化粧水で水分を補うことは、事実上保湿ではありません。正しい保湿ケアは、肌内部の水分を抱えて離さない「保水力」のある成分を配合している「美容液」などを与えることで実現できます。

・化粧水だけでは、肌本来のバリア機能が働いてしまい浸透しない
化粧水大部分の成分が水ですが、角層のバリア機能が働いてしまい、肌の2層から3層以内にとどまったのちに、乾燥して蒸発してしまいます。蒸発するときには、肌そのものに備わっている水分も一緒につれていってしまうので、ますます乾燥肌になってしまうのです。化粧水だけでは乾燥肌予防として万全とはいえません。

スプレータイプの化粧水を浴びたあとでも同じことが起きています。水を肌表面につけただけでは、あくまで一時期なものと心得ましょう。

セラミド入りの美容液が乾燥肌予防に正解なワケ

乾燥肌予防のスキンケアに重要なのは、私たちの角質層内に実際に存在するセラミドが配合されている美容液や、ヒアルロン酸など水分をはさむ、抱え込むタイプの保湿成分が入っているものがベストです。
この時に取り入れたいのが、ハンドプレスで優しく肌に密着させることです。手のひらが冷たかったり乾燥が気になったりする場合は、もみ手をして手を温め、手のひらを柔らかくしてから、美容液をつけると、より顔になじみが良く効果が上がります。目指すはエステティシャンのなめらかな手ざわりです!

・セラミド
私たちの肌には0.02mmとラップと同じ薄さの角層が存在しています。わずかな薄さながら、外的な刺激から私たちを守る大切な機能をもっています。セラミドは、もともと私たち肌の角層内に存在していて、角質細胞間脂質として約40%を占めていますが、赤ちゃんの頃をピークに年齢とともに減少してしまいます。
セラミドの成分は、口から摂取しても増やせませんし、体の中で合成することもできないので、セラミド配合の化粧品は、外側からのケアに十分な力を発揮します。水分を強力にはさみこんでキープする特性があるので、最強の保湿成分です。セラミドは、さまざまな種類があるので、人肌のセラミドに近いものが入っているものを選ぶことが大切です。極端に安いものだと、ごく微量しか含まれていないものもあります。

・ヒアルロン酸
ヒアルロン酸も本来私たちの肌内の真皮に存在する保水成分です。スキンケアで真皮までに吸収されることはありませんが、ヒアルロン酸の最大のメリットは水分を抱え込んだままキープしてくれる成分であること。親和性もあり敏感肌の人にもおすすめの保湿成分です。

・プロテオグリカン
プロテオグリカンも肌内の真皮に存在している成分です。真皮でヒアルロン酸の産生を促進したり、Ⅰ型コラーゲンの産生を促進したりと、保湿作用に優れている成分です。この成分のさらに凄いところは、弘前大学を中心にしっかりと研究され、効能試験をクリアしている点です。その広い効能は、エイジングケアにも有望な化粧品原料素材と言われています。

その他スキンケアの乾燥肌予防の注意点

・乳液でふたするケアの落とし穴
水分を肌に浸透させた後、乳液などでふたをする!というケアをしている方が多くいますが、化粧水自体に、水分保持力の成分が入っていなければ、残念ながら意味はありません。油分の間から水分だけが蒸発してしまうので、結局肌が乾燥状態になってしまうからです。水分をつかんで離さない、挟み込むタイプの成分が入った化粧品を使用することを重視しましょう。

・洗顔料に入った保湿成分は残念ながら意味がない
市販の洗顔料に入ったしっとりタイプなどの洗顔料は、さっぱりタイプと比べて油分が多く含まれています。洗い流した時にしっとりと感じますが、油膜がはった状態によるもので、毛穴つまりなどの原因にもなります。また、油膜をはることでそのあとにつける化粧品の浸透を妨げてしまいます。

まとめ

乾燥肌予防には、寝不足の状態で長く風呂に入ったり、食事を意識したりするよりは、睡眠不足にならないようにすることの方がとても大切です。良質な睡眠を確保してから、他のケアをできる範囲で行っていきましょう。乾燥肌は、せっかく私たちに備わっている肌本来のバリア機能も弱くしてしまうため、トラブルの元です。お餅が乾燥するとひび割れるように、肌も乾燥が長引くと、シワが深くなってしまったり、バリア機能が働かず肌荒れを助長してしまったり、悪い事ばかりです。でも、逆に言えば、乾燥がない肌は、バリア機能も整うので紫外線や外からの刺激にも強くなり、健やかな素肌に近づくことができます。正しく乾燥肌予防をしていきましょう。

参考文献: 素肌美人になれる正しいスキンケア事典 高橋書房
すぐわかる!今日からできる!美肌スキンケア Gakken

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