年齢からくる乾燥肌に悩む女性へ、うるおい肌に導く6つのステップ

年齢を重ねるごとにどんどんひどくなる乾燥…。乾燥は、見た目年齢をあげてしまうばかりか、シワやシミに直結するなど、美容トラブルまで巻き起こす残念な存在です。

もし、「以前はもっと潤いを感じていたのに…」と感じるなら、少しでも早く、アンチエイジングケアを始めてしまいましょう。加齢とともに、約28日周期だったターンオーバーはどんどん遅くなっていき、40代では約40日かかるとも言われています。

そこで、老化の一途をたどってしまわぬよう、うるおい肌に導くための6ステップをご紹介していきます。もしも、習慣になっていることがあればプラスに変え、できるところからでも習慣を見直していきましょう。

目標は、今ある肌内の保湿成分セラミドをしっかり守り、減らすスピードを遅くすることです。
ステキに歳を重ねて、うるおい素肌を手に入れてくださいね。

高齢者の方の肌を調べた研究結果でわかっていること

高齢者の方の肌を調べた研究では、下記のことがわかっています。(引用元 島根大学医学部基礎看護学講座 小林裕太総説 基礎老化研究32(4):15-19,2008より)

しわやたるみの原因

『真皮の「線維芽細胞」(せんいがさいぼう:肌表面の角層の下にある真皮に存在する細胞。真皮に存在するハリの元であるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生みの親)が減少することでコラーゲン合成が下がる。
コラーゲンでできている膠原繊維(こうげんせんい:肌のハリを作る繊維)は減少して、肌強度も低下していく。』

肌荒れ・乾燥の原因

『若い肌には規則的に並んでいた表皮細胞が、加齢によりすきまができ、
整然と並ばなくなる。
角化細胞は数が増えて大型になり、肌のバリア機能である「ランゲルハンス細胞」も減少する。

皮膚の健康維持に重要な皮脂腺からの皮脂分泌が低下。
しわが多くなることで、皮膚の面積が広くなり、さらに水分が蒸発しやすくなる。表皮角化層のセラミドは高齢者では減少が報告。』

ターンオーバー、肌の生まれ変わりが遅くなる。

『真皮は約20%減少』

この研究からわかることは、”ハリの繊維である膠原繊維や、肌の生まれ代わりをつかさどり、ハリの成分を生み続けてくれる繊維芽細胞のサイクルが衰えないうちに、対策を打つことが必要”ということです。その対策なしでは、そのまま加齢のサイクルに乗って乾燥が進んでしまいます。

私たちの身体で、日々起こっている細胞の生まれ変わりを助けたり、成長ホルモンの分泌を促したり、内側からのサポートをすぐに実践していきましょう。

してしまいがちな習慣をNGポイントにして、あげていきます。もしも、思い当たることがあれば、一つひとつ見直して美肌作りを目指しましょう。

【睡眠不足はしない、6時間以上は寝ている】栄養たっぷりの食事より、美容のための入浴よりも、まずは睡眠をとりましょう!

6時間以上の睡眠が、乾燥肌対策にはベストです。睡眠をしっかりとることにより、成長ホルモンが大量に分泌されれば、臓器など重要な修復をおこなったあとに、肌の修復を行なってくれます。

睡眠時間が6時間に満たないと、睡眠中に肌の修復ができず、ターンオーバーが遅れていきます。肌をしっかりとターンオーバーに導くには、6時間以上の良質な睡眠がマスト、欠かせません!

ポイントは、寝てから3時間以内に、深く眠ること。修復に必要な成長ホルモンがたくさん分泌されます。少しくらい寝なくたって…は美肌を遠ざける一番の原因になります。

そこで良質な睡眠をとるポイントを上げてみます。全部当てはまらない人でも、一気に改善しようとはしないでくださいね!一つひとつできるところからやっていきましょう。

1 パソコンや携帯電話は寝る1時間前には開かない。

2 寝る1時間前から照明を暗くする。

3 理解に難しい内容の本を読むと、脳が安定を求めて眠くなる方向へ傾きます。注意として、考えれば理解できるような本は、かえって頭がさえてしまい、逆効果となります。

4 遅くとも毎日0時に寝るようにする。寝る時間を大きく変化させず習慣化すると、ホルモン分泌の体内リズムが整いやすくなります。

5 寝る前はごく軽い運動やストレッチをすると、体温が少しだけ上がります。少し上がった体温は、下げるように体が調整を始めますが、寝入るタイミングも同じく体温を下げるように働きます。適度なストレッチは、眠りのスイッチを入りやすくします。

6 リラックスする。お風呂は寝る1時間前に済ませるようにすると、5のストレッチ時と同じように、一度上がった体温が下がり始め入眠しやすくなります。

7 ストレスをためないようにしましょう。眠りにつく前に、心配事を考えてしまうと、交感神経を刺激してしまい、よくありません。全身の力をぬいて深呼吸をくりかえしてみましょう。その時、笑顔を作るとリラックス効果があります。口角を少し上げてみるようにしましょう。

【甘いものをあまり摂らない】血糖値の上昇を繰り返し、インスリンの分泌が追い付かなった時に起こる「糖化」

甘いものをたくさん摂ることで起こる「糖化」は、余分な糖がたんぱく質と結びついて、強力な老化促進物である、「AGEs(終末糖化産物)」を生んでしまいます。

・AGEsはたんぱく質を焦がして肌を黄ばませる
・体内に蓄積してコラーゲンを破壊するなどして、しわやくすみの元になります。糖化は、年齢関係なく起こると言われているので、甘いもの好きは要注意です。

おやつは、三食の食事で摂りきれなかった栄養を補うためにあります。おやつを摂るなら、美肌に良いビタミンやミネラルが豊富な果物にしたり、細胞の老化を防いでくれるビタミンEが豊富なナッツ類に変えたりして、上手に切り替えていきましょう。

日本人は昔から、少しの炭水化物をゆっくり消化してインスリンを分泌していたため、白人と比べてインスリン分泌能力が半分しかなく、糖尿病になりやすいと言われています。特に、日本人の体に合っていない洋菓子は注意が必要です。

【便秘しない、快便で過ごしている】便秘になる=デトックスがされず、老廃物が体に残ってしまう

体内の毒素の75%は、便から排出されています。汗をかくことも大切ですが、デトックス効果をあげるには、便秘の解消はマスト、欠かせません。

腸内細菌のバランスが乱れると悪玉菌が増えて、活性酸素を発生させ、老化を促進させてしまいます。肌のターンオーバーに必要な栄養が、活性酸素にとって代わってしまったら、悲しいですよね。

日本人はもともと、穀類や根菜類を食べてきた民族で、腸が長いと言われています。よく食べられていた、味噌やぬか漬けなどの発酵食品、食物繊維が豊富な日本食は、本来の日本人の体にあった食事なんですね。

もし、洋食が多いなら、和食に一品変えることから始めましょう。根菜類、わかめなどの海藻類、きのこ類などの食物繊維を摂る他、ヨーグルトなどの乳酸菌を意識すると良いです。

また、睡眠不足が続くとホルモンバランスが乱れ、便秘につながることもあります。

忙しいと後回しにしがちな便秘ですが、美肌だけではなく健康のためにもしっかり改善しておきましょう。

【バランスよく食事を摂る、〇〇のみを食べる「ばかり食べ」はしない】栄養バランスが整わず隠れ栄養失調になり、肌への栄養が行き届かない

バランス良い食事と一言でいっても「美容のためにサラダのみを食べる!」「魚が体に良いみたい!」と、一つばかり食べる、”ばかり食べ”の食事は、バランスの良い食事とは言えません。 “ばかり食べ”は栄養が偏り、食べているのに栄養失調、という悲しい事態に陥ってしまいます。

また、忙しいからと、何日も同じような食事を続けていても、注意が必要です。似た栄養素が高まると免疫が働き、思わぬアレルギーを引き起こしてしまうことも…。バランスよい食事で、肌に必要なビタミン、ミネラルや、肌や体の元になる、たんぱく質を摂るようにしましょう。

体は生命維持が第一なので、まずは臓器などに栄養を使います。栄養の偏りは、肌に必要な栄養素がいつも枯渇してしまうことになるのです。

年齢肌に悩む方は、家事や育児に忙しい方も多いと思います。そこで、出来るところからで良いので、赤、緑、白、黒、茶、紫など、食材の色を揃えるように意識した食事や、「まごは(わ)やさしい」の食べ方もおすすめです。

栄養バランスを整える食事「まごは(わ)やさしい」

ま=まめ、枝豆、納豆、豆腐、豆乳、高野豆腐など(植物性たんぱく質、鉄分など)
ご=ごま(ビタミンE)
は=わかめ、ひじき、もずく、のりなどの海藻類(ミネラル・鉄分など)
や=野菜・果物(ビタミン類)
さ=魚(動物性たんぱく質、ビタミンD、ミネラルなど)
し=しいたけなどのキノコ類(ビタミンB、D、ミネラルなど)
い=いも類(ビタミンCなど)

特に、年齢による乾燥肌が気になっている方は、下記の食材もプラスすると良いでしょう。

セラミドの材料になる必須脂肪酸を摂ろう!オススメ食材

・アボカド
必須脂肪酸を豊富に含み、肌にハリをもたらすカロテンの吸収率を高めてくれる食材です。食物繊維も豊富なので、腸内環境にも◎

・サーモン
必須脂肪酸とアミノ酸が豊富。

その他乾燥肌に良いオススメ食材

・くるみ
女性ホルモンを調整して、肌の炎症を抑制するオメガ3脂肪酸と、美肌のビタミンと呼ばれるビオチンを含んでいます。

・納豆
シミを防ぐ効果のあるL-システインは大豆に多く含まれますが、納豆は発酵で栄養価が何倍にもなっています。

・トマト
トマトに含まれるリコピンも美肌につながることが分かってきました。活性酸素を除去する成分という事がわかっており、その効果はβ-カロテンの2倍、そしてビタミンEの100倍と言われています。肌の真皮層を傷つける紫外線から肌を守り、保水機能を高めます。

正しいスキンケアをしている

洗いすぎていませんか?

顏の中でも目元の角層(※皮膚表面にある表皮と呼ばれる部分)は、ゆで卵の薄皮くらいしかなく、顏の中でもとても繊細です。そんな目元を、他の顏の部分と同様にゴシゴシ洗うと、約48時間にわたって、皮脂が戻らないと言われています。もし、肌の乾燥が気になるなら、”皮脂分泌が多いところだけ洗う”など部分洗いをしましょう。

化粧水では保湿はできない

化粧水はあくまで、潤いの道筋を作るもの。次につける美容液などの浸透を高めてくれるものです。化粧水を顔に優しくつけたら、水分が蒸発してしまう前に”セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分入りの美容液”をつけるのが正しい方法です。

セラミドは、水分をはさみこむように保水をしてくれる成分で、人肌の角層にも存在している成分です。

ヒアルロン酸は、水分を抱え込んで保水してくれる成分。
また、弘前大学を中心にしっかりと研究され、効能試験をクリアしている、プロテオグリカンも保湿成分に優れています。

ただし、美容液の中でも、これらの保湿成分は高価な部類のため、十分な量が入っていないものもあるので、保湿力にはばらつきがあるので、注意しましょう。

化粧水と乳液しかつけない

美容液はラインの中でも一番良い成分が凝縮されています。加齢による乾燥肌で悩んでいるなら、一番成分が濃縮されている美容液をケアに導入するのが一番です。

その時の注意として、油分を最初に肌に載せないようにしましょう。水溶性の美容成分が弾かれてしまいます。もしもお使いの美容液が水溶性なら、乳液の前に使用しないと、乳液の油分ではじかれてしまう可能性があります。つける順番にも注意して、ケアの効果を最大限に上げていきましょう。

あえて笑顔を作るようにしている

ストレスは栄養のバランスが乱れ、体調を崩すもとになります。肌にも良い影響はありません。

そんな時に笑顔を作ることで、実は脳が楽しいと勘違いをしてくれ、悲しいことやマイナス思考から離れることが出来ます。
その効果から、笑顔はストレスを解消しポジティブに切り替えてくれる効果があります。

また、表情筋を鍛えることにもなり、とても大切です。目をぐるぐる回したり、大きく口を開けたり閉めたり、顏の筋肉を動かすようにしましょう。筋肉は、使わないと、どんどんおとろえていきますが、それは血流不足を招き、ターンオーバーもおとろえてしまいます。

筋肉をきたえると、血流アップできてターンオーバーを助けることにも繋がります。血流アップはマッサージも効果がありますが、強くこすり過ぎないように気をつけてください。

表情筋をきたえるか、マッサージ、交互でも良いので取り入れてみてくださいね。

まとめ

年齢を重ねていくにつれ、肌がゆらいで乾燥がひどくなった…と感じているなら、今回の記事を参考にして、生活習慣や食生活、スキンケアを見なおししてみましょう。歳は、誰しもひとしくとっていくもの…だからこそ、「どう過ごすか」がとても大切です。ステキに歳を重ねるために、今日から、年齢に負けない肌作りを始めていきましょうね。

引用
参考文献: 素肌美人になれる正しいスキンケア事典 高橋書房
いちばんわかるスキンケアの教科書 講談社
すぐわかる!今日からできる!美肌スキンケア Gakken

>40代からの化粧水

40代からの化粧水

乾燥、しわで悩みを抱えている全ての女性のためにの化粧水を作りました。 まずはお試しから手にとってその感触を体感してください。

CTR IMG